「椿姫」@舞台芸術公園野外劇場「有度」

 舞台の真ん中に円形の檻があり(その上がさらに舞台になっている)、その中に幽霊のような作者「アレクサンドル・デュマ・フィス」がいて彼の回顧録のような語りで物語が進みました。
 19世紀のフランス・パリといわれてもピンと来ない私たちにわかりやすい導入だったと思います。

 途中歌や踊りが入り、歓喜や狂気がうまく表現されていて、出演者の方々の熱意がすごく伝わってきました。目、輝いてます。マルグリット役の人、良いです。

 ただ、後半、アルマンの将来のため愛ゆえに身を引くマルグリットの苦悩と真意を知らないアルマンの苦悩がちょっとあっさりしすぎのような感じがしました。


 野外劇場は本当に客席、舞台ともに屋根がなく、この梅雨時には結構な賭けだったのではないでしょうか。・・・と思っていたら上演終了後のトークショーでは、雨の日も考えて雨の中ここで稽古したと言っていたので想定済みだったのでしょう。
 土砂降りだったらそれはそれで楽しめたのかも。客席は満員でした。

 今日は後半小雨がぱらつく程度で、風や木々のざわめきを感じながら観られてとても良かったです。屋外であることをもっと生かせる芝居・音楽も期待したいです。

私は椿姫初めて観ましたが椿姫入門には良いのではないでしょうか。
上演時間約90分。

自分用メモ:
席が角材を並べただけなので次回はクッションを持って行くのを忘れないように。
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by ma2i | 2007-06-30 23:33 | 観劇 | Comments(0)