超歌劇団 第29回公演「○○○殺人事件」

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12月9日(日)15:00 超歌劇団 第29回公演「○○○殺人事件」

毎回観客を巻き込みながら派手な仕掛けで魅せてくれる超歌劇団の芝居?を観てきました。


開演15分前、券を買って芝居小屋(寿町の倉庫)へ入ると、そこはなんと「カゲキーランド」なるテーマパークになっていました。
スタンプカードをもらい、6つのアトラクションを巡るようになっています。ひとりの役者さんがひとつ担当していて、「なんだろう?」と思っていましたが、これがこの先の芝居の伏線になっていたようななっていないような。

「相撲取り腕相撲」
 小結から横綱まで腕の強さが選べるようになっていて。

「刑事危機一髪」
 黒ひげ~の実物版。剣を3本刺すともれなく刑事役のうるけんさんが飛び出してくるという仕掛け。もうすでに汗だくになっていて芝居大丈夫かなと思い。

「寿寿司」
 トロと玉子が選べるようになっていて本当に寿司が出てきて驚きました。凍ってたけど!

「明治神宮」
 鳥居の鈴を鳴らすと巫女が出てきておみくじを引く。「貧乏神に憑かれている」がーん。お祓いしてもらいました。

「バーまどろみ」「ふれあい整体あつこ」
 時間がななったので体験しませんでした。

テーマパークというより縁日的雰囲気ですね。
日曜の昼ということもあってか子供も楽しんでいました。


時間になると横の特設劇場に移動して芝居が始まりました。
最初に観客が選ばれ、人が描かれたルーレットにダーツを投げるのですが当たらず、変な棒(これが後々・・・)で的を刺します。

次に観客が題名の○○○のテーマを決めるのですが、いくつか候補があり「盗撮銀行員殺人事件」「収賄弁護士殺人事件」「麻薬アイドル殺人事件」などなど。
「収賄弁護士殺人事件」を選んで欲しかったようですが、結局「盗撮銀行員殺人事件」になり、「困った困った」となんだか楽屋の方が騒がしくなっていました(これも演出でしょう)。

そのあと芝居が始まりました。
登場人物が先ほどアトラクションに出てきた相撲取りや寿司職人、巫女などで、「あー、なるほどこういう仕掛けだったのか」と感心しました。

ストーリーは、嵐により交通が分断されたペンションで弁護士が殺されその中にいただれかが犯人だということになるのですが、刑事以外に全員に動機があり実は全員が別々に犯行に及んでいたということがわかったけれど、さらに実は弁護士が死んでないことがわかったときに相撲取りが殺され、犯人はだれだということになる。そこで最初のダーツと変な棒が出てきて、「あー!」ということになり観客の逃避行が始まりなぜか崖の上に追い詰められ飛び降りる。「盗撮銀行員はどこだ!」ということだけど、刑事は夕陽を見ながら「犯人は心の中に」と言って終わる。・・・と思いきや刑事が突然謀殺されその上司が実は犯人だったというおきて破りで、やっぱり実は生きていた観客と愛の逃避行!
・・・というなんじゃこりゃーな内容です。

芝居は役者が観客席まで入ってきて観客を巻き込みながら楽しく進みました。
すばらしいバカっぷりに感動です。


どちらかというと高校の文化祭的なノリと、テーマパークのアトラクション的なエンターテインメント性があっておもしろかったです。
毎回ぶっ飛んだ発想と仕掛けで魅せてくれる劇団です。
次回30回記念公演は駿府公園を予定しているそうです。わくわく。
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by ma2i | 2007-12-16 22:33 | 観劇 | Comments(0)