雷門音助 二ツ目昇進披露公演@藤枝市民会館

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 着物仲間の3人と藤枝で行われた落語会に行ってきました。
 久しぶりにゆっくりじっくり落語を聞いて、とっても素敵な時間を過ごせました。
 雷門という亭号はあまりなじみがないのですが、寄席名鑑によると6名しかいないようですね。
 雷門助六と門下の小助六、音助。
 故・雷門小福門下の獅篭(しかご)、幸福、福三。
 となっているようです。

 今回は藤枝出身の音助が二ツ目昇進ということで、披露公演が行われました。
 真打ならまだしも、二ツ目で披露公演ってあまり聞いたことないと思っていたら、口上で桂歌丸さんも、落語人生65年で初めてだとおっしゃってました。
 後援会が強いのかな?
 口上は舞台右の上手から桂歌丸(落語芸術協会・会長)、東 京太(落語芸術協会・参与)、音助、助六、小助六の並びでした。

 1.古今亭今いち 「動物園」
 2.雷門小助六 「初天神」
 3.桂歌丸 「つる」
   中入り
 4.口上
 5.雷門助六 「替り目」 踊り「あやつり踊り」
 6.漫才 東 京太・ゆめ子
 7.雷門音助 「粗忽の釘」

 口上は歌丸さんもみなさんユーモアたっぷりでした。
 二ツ目昇進で落語芸術協会会長が同席するのってなかなかないですよね。
 それだけ音助さんに期待しているということでしょう。

 今いちさんは「いまいち」ネタでつかみはOK。動物園もユーモラスでした。
 小助六さんは初天神。親子のやりとりが笑いを誘いますね。
 歌丸さんは「つる」。わりと前座などがやる噺ですが、歌丸さんの十八番のようですね。思わず引き込まれてしまう語りがさすがだと思いました。
 助六さんの「替り目」も酔っぱらいのユーモラスな噺。「あやつり踊り」はとても69歳とは思えない動きでした。筋力がないとあの動きはできないな。
 漫才、とってもおもしろかったです。夫婦漫才の極地かな。息がぴったり。「ねー!」
 音助さんものびのびしてましたね。今後の進化に期待したいです。
 ちなみに藤枝市民会館のホール700席はほぼいっぱいでした。

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by ma2i | 2016-07-09 22:14 | 落語 | Comments(0)

第43回駿府寄席@コミュニティホール七間町

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8/9(土)は「第43回駿府寄席 古今亭志ん好真打昇進襲名披露興行」に行ってきました。
仕事で知り合った方が主催されていて、おもしろいので前回からお手伝いです。

最初にそれらしきものに触れたのは、おじいちゃんが家でテレビで見ていた「笑点」で、もっとちゃんとしたものを聞いてみたいと思い、20歳くらいの頃に東京の浅草の演芸ホールへ行ったのが最初でした。

それ以来東京へ行ったときはちょくちょく寄席へ行ったりしていました(末廣亭、鈴本演芸場、池袋演芸場、浅草演芸ホール)。
一番多いのは、便利な場所にある末廣亭ですね。
寄席のギュッと詰まった感じが好きです。

静岡では常設の寄席はないので、文化会館のホールなどで見るか、寿司屋や料亭が主催するものが多いですね。
コミュニティホール七間町では230人くらいの入りでしょうか。
元映画館ですが、座席を取ってしまって平面になっていて、公演のときには主催者が椅子を並べます。
ちょっとした舞台はあるので、その上に高さを作り赤い毛せんをひき座布団を置いて高座を作ります。
高さがあるので、客席が平面でも見やすいですね。


というわけで今回の「古今亭志ん好真打昇進襲名披露興行」。
真打襲名披露興行というのは初めて見ました。
落語家さんは、まず師匠を決めて入門が許されると見習いになります。ここではかばん持ちから着物の畳み方から、噺などを習います。
その次に「前座」があり、「二つ目」があり、最後にようやく「真打」になれます。
前座から二つ目がおよそ3~5年、二つ目から真打までがおよそ10年くらいと言われていますが、それぞれの期間は人によりけりです。もちろん真打までならずに辞めていく人や破門になる人などもいます。
真打になると師匠と呼ばれ、弟子を持つこともできます。


古今亭志ん好(ここんてい しんこう)(5代目)さんは1977年、藤枝出身で、1999年に古今亭志ん五さんに入門して(古今亭いち五)、2003年に二つ目に昇進(古今亭志ん公)。2010年に志ん五さんが亡くなり、古今亭志ん橋さん門下に移籍しました。真打になる前に師匠が亡くなると、別の師匠の下に付くのが習わしです。
そして2014年3月に真打昇進!
ちなみに前座、二つ目、真打で名前が変わるのも習わしです。歌舞伎などでもそうですよね。というか昔の人は元服して成人になったりするとちょくちょく名前が変わりましたね。一生ひとつの名前になったのは戸籍制度が確立した近代になってからのことです。

当日の演目
牛ほめ     古今亭志ん八         
鰻の幇間   古今亭志ん橋         
(中入り)
(口上)
宿屋の富 古今亭志ん好

「鰻の幇間」は前に聞いたことがあり、オチは知ってるのですが、やはり演者によって微妙に違うし今でも通じるおもしろい話です。幇間はタイコと読み、いまではご機嫌伺いみたいなあまりいい意味で使われませんが、宴会の盛り上げ役みないな職業が昔はあったそうです。人間関係の機知に富み即興性が必要なので頭のいい人じゃないと出来ないのではないかと思いますが、落語ではだいたい間抜けな役どころです。

「宿屋の富」は初めて聞いたのですが、富くじをテーマにした滑稽噺で最初の似非金持ちのくだりがおもしろくてぐいぐい引き込まれました。

口上は初めて聞いたのですが、師匠の推薦の言葉があって、本人からもこれからよろしくお願いしますというような言葉がありました。
真打と言ってもそこからが始まりなのですよね。
最後は5本締めで締め。盛り上がります!

というわけで台風11号が近づくなか、心配していましたが無事終了。
ありがとうございました。

駿府寄席
http://sunpu-yose.jimdo.com/

駿府寄席実行委員会 (sunpuyose
https://twitter.com/sunpuyose
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by ma2i | 2014-08-11 21:40 | 落語 | Comments(2)

駿府寄席 柳家喬太郎独演会

あざれあでの落語会。25回目を数える駿府寄席ですが初めて行きます。
私の好きな柳家喬太郎。
独演会とは言いつつも柳家喬四郎を引き連れての公演です。
開場の30分くらい前から受付で整理券を配りますので整理券順に並びます。


柳家喬四郎「つる」
牧之原出身ということで、マクラにはパルシェの透明なエレベーターに乗りたかった話などなど地元の話題でアイスブレイキング。

隠居に、昔は首長鳥といった鶴が、どうして「つる」という呼び名になったかという話を聞いて、得意になって人に話すが、どうも憶えられなくて話しがうまく伝わらない、という話。
喬四郎さん、話が終わった時に足がしびれていたらしいです。
ちゃきちゃきしゃべる憶えやすい人ですね。
新作落語の人らしいです。


柳家喬太郎「幇間腹(たいこばら)」
若旦那が道楽で針治療を始めた。実験台になったのはいつも調子のいいこと言ってる幇間(太鼓持ち)。
幇間の腹にエイやーと打つが針が折れてしまう・・・。

針痛そう。先端恐怖症の人には勧められないお話ですね。

幇間という職業もいまはないのであまりピンとこないけど、いつも相手に合わせて調子のいいことばかり言ってる人という感じかな。

幇間が腹を出すシーンで喬太郎さんが自分の大きなおなかを見せて熱演。笑いました。そのためにこの演目を選んだのでしょうか。
マクラでコロッケ蕎麦が出てきたときの拍手の大きさがすごかったです。有名なんですね。


仲入り
(お弁当とかあるわけではないのでぼーっと時間が過ぎていく。エアコンが効いているのか室内は暑いくらい)


柳家喬四郎「かぐや姫」
創作落語。月にいたかぐや姫が悪さをして地球に流されてきた。ハローワークへ行くおじさんにパルシェで拾われ居候。占いをして大ヒット、しかし満月の夜に月へ帰らなければならない。そこへ建具屋さんが登場して・・・。
静岡だからかぐや姫をやったのでしょうか。


柳家喬太郎「井戸の茶碗」
6月の「柳家さん喬、権太楼 二人会」でも権太楼さんが「井戸の茶碗」をやりました。柳家の十八番なんでしょうか。
もっと別の話を聴きたかったような、でも聴き比べができたので良かったです。
喬太郎さんの話では正直・清兵衛がちょっと腹黒かったり、お笑い方向にアレンジされている感じでした。
くだけた感じはいいいのですが、ゆずり合う美徳はどこへ行ってしまったのやら。うーん。


終わったあとはなぜか抽選会。
券に番号が書いてあるので半券を引いて花篭と色紙が当たるという。
抽選は洋服に着替えた喬四郎さんが引きました。
結果ははずれ。
しかし当たった人に席まで花を届けてくれたり喬四郎さんのいい人っぷりが発揮されていました。



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by ma2i | 2010-10-22 23:30 | 落語 | Comments(0)

フリーダムすぎる(笑)。 柳家喬太郎 時そば

前座話にもなろうかという時そばを膨らませてここまでやるとは・・・。
いやーそばが食べたくなりますよ。

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by ma2i | 2010-04-22 02:05 | 落語 | Comments(0)

柳家喬太郎

柳家喬太郎の新作落語がおもしろい。わかりやすいね。

ほんとのこというと
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3215566

午後の保健室
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4820325

井戸の茶碗・古典落語でしみじみ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8963784
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by ma2i | 2010-03-19 00:40 | 落語 | Comments(0)

鹿政談

奈良公園:矢の刺さったシカ死ぬ - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100315k0000e040019000c.html

「鹿政談」という落語では、誤って鹿をあやめてしまった豆腐屋が、その人のよさゆえに赦されるというお話があります。
が、この事件は江戸時代なら死罪でしょう。
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by ma2i | 2010-03-15 23:49 | 落語 | Comments(0)