「椿姫」@舞台芸術公園野外劇場「有度」

 舞台の真ん中に円形の檻があり(その上がさらに舞台になっている)、その中に幽霊のような作者「アレクサンドル・デュマ・フィス」がいて彼の回顧録のような語りで物語が進みました。
 19世紀のフランス・パリといわれてもピンと来ない私たちにわかりやすい導入だったと思います。

 途中歌や踊りが入り、歓喜や狂気がうまく表現されていて、出演者の方々の熱意がすごく伝わってきました。目、輝いてます。マルグリット役の人、良いです。

 ただ、後半、アルマンの将来のため愛ゆえに身を引くマルグリットの苦悩と真意を知らないアルマンの苦悩がちょっとあっさりしすぎのような感じがしました。


 野外劇場は本当に客席、舞台ともに屋根がなく、この梅雨時には結構な賭けだったのではないでしょうか。・・・と思っていたら上演終了後のトークショーでは、雨の日も考えて雨の中ここで稽古したと言っていたので想定済みだったのでしょう。
 土砂降りだったらそれはそれで楽しめたのかも。客席は満員でした。

 今日は後半小雨がぱらつく程度で、風や木々のざわめきを感じながら観られてとても良かったです。屋外であることをもっと生かせる芝居・音楽も期待したいです。

私は椿姫初めて観ましたが椿姫入門には良いのではないでしょうか。
上演時間約90分。

自分用メモ:
席が角材を並べただけなので次回はクッションを持って行くのを忘れないように。
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by ma2i | 2007-06-30 23:33 | 観劇 | Comments(0)

「たまくら」伽藍博物堂

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6月17日14時と6月24日14時の公演を観てきました。
伽藍は公演期間が比較的長いので時間があるときは何回も足を運べますね。

今回は卵を産んでしまった妻とそれをなんとか支えようとしている夫と、それを取り巻く人々のドタバタ喜劇で、私は終始笑っていました!

おおいしさんは女医のアヤシイ雰囲気がよく出ていましたし、滝浪さんは出てくるだけで場の空気を掴んでしまうすごい人ですよね。
卵を見つけてしまったときに松下さんを阻止しようとする絡みのところもおもしろかったです。

着物のよく似合うカモノハシ絢さん安松さん親子も、物語にメリハリを与えていましたね。もうちょっとふたりの演技を観たかったです。

後半の物語を引っ掻き回してる和-白花さんが、いったいどこまで行くのか観ている最中とても楽しみでした。
白花さんのおなかをバシバシ叩いている和さんはいつになく暴れていましたね。

伽藍の役者さんたちはそれぞれキャラが立っていてすばらしいです。

あと東国原の写真はびっくりした!


そういえば最近読んだ「蟲師」という漫画に「たまくら」が出てきました。
生きているあいだの3割を共にしている「枕」には魂が宿るとされていたそうです。
それゆえ枕は昔「魂蔵(たまくら)」と呼ばれていたという説もあるとか。

でもやっぱり「たまくら」って「たまごくらぶ」の略なのかな。


ともかくすばらしい公演をありがとうございました!
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by ma2i | 2007-06-24 22:59 | 観劇 | Comments(0)