キリンの生茶を飲み比べ
生茶が新しくなったというので飲み比べてみました。
どちらもマーケットで100円前後で売っていました。
常温でしばらく部屋に置いておいたもので飲み比べました。
最初、新・生茶はやけに色が薄いし味もないなと思ったら、かなりの成分が沈殿していました。知らないでそのまま飲んでしまう人いるんじゃないかな。
もう一度両方をよく振ってみると・・・。
新・生茶はかなり濁った色になりました(左:旧・生茶、右:新・生茶)。
綾鷹を意識してる?
旧・生茶は、生茶葉抽出物のせいか妙な甘さがあります。これは旧来から言われているものです。またあと味にかすかな渋味も。
新・生茶は・・・まず感じたのが粉っぽい。そして薄い。えー、まったく別物です。
謳い文句はこうです。
旧・生茶
「茶葉のチカラ、生茶
茶葉のあまみと香りにこだわり、かぶせ茶をブレンドした厳選茶葉を使用。
さらに”ひとてま”かけたかぶせ粉末茶も加え、低めの温度で丁寧に淹れました。
雑味のない茶葉のあまみをお楽しみください。」
新・生茶
「今までより細かくした茶葉を低温抽出し、
さらにかぶせ茶をまるごと挽いた
微粉砕茶葉と、まる絞りした
生茶葉のうまみを入れることで、
茶葉のいいところをひきだしました。」
ちなみに原材料はどちらも、
「緑茶(国産)、生茶葉抽出物(国産)、ビタミンC」
昔は香料入れたてみたいだけど今はないです。
容量が違っていました。
旧・生茶 500ml
新・生茶 525ml
「キリン 生茶」の「生茶葉抽出物」って何ですか?|Q&A|WEB品質保証室|安全・安心への取り組み|キリン
https://safety.kirin.co.jp/faq/?mode=show&seq=24
A.「生の茶葉」から抽出した、旨味成分たっぷりのエキスのことです。
ちなみに生茶葉抽出物ってなんだかよくわからないが、公式Q&Aを読んでもよくわからない。そのあたりは企業秘密でしょうか。
というわけで、リニューアルしておいしくなったかは人それぞれですが、まったく別のものになった気がします。
ついでに綾鷹と比べてみました。
左:綾鷹 右:新・生茶
綾鷹のにごりの成分は「抹茶」のようですね。粉っぽさは感じませんでした。
抹茶は10~20ミクロン、粉末茶は40~80ミクロンといわれているのでその違いでしょうね。
お茶っぽい火入れの香りや渋味も綾鷹の方があります(あくまでも比べてですが)。
by ma2i | 2016-05-13 20:05 | お茶