森町の銘菓・梅衣を食べ較べてみる①
森町のお菓子といえば梅衣(うめごろも)があります。
こしあんを牛皮で包み、砂糖煮にした塩漬けの青じその葉で巻いたものです。
紫蘇の香りと、梅酢の酸味と、こしあんの甘味が何とも言えないハーモニーを醸し出しています。
森町の数件の和菓子屋さんがつくっているので、食べ較べてみることにしました。
今回は月花園(大鳥居)と栄正堂を買ってみました。
両方とも1個135円(税込)でした。
左が月花園、右が栄正堂です。色の違いがあります。
まずは月花園。
あんこの甘味が先に立ち、梅酢の甘酸っぱさがあとから来る感じ。
次に栄正堂。
あんこの甘さは控えめで、紫蘇の香りが立ちます。葉っぱがパリッとしています。
ちなみに梅衣の登録商標はこちらの栄正堂が持っているようです。
パンフレットによると、明治時代に、森町の栄樹園の加藤むめという女将が考案したもので、直弟子だった足立甚平が製法を引きつぎ、大正6年に独立し栄正堂を開いたということです。
どちらもそれなりの甘さはあるので、お茶が必須かなと思います。
なお、味覚は個人差や好き嫌いがあるので、どちらがおいしいというのはわかりませんので、ぜひ森町を訪れて食べ較べてみてくださいね。
ちなみに子どものころは梅衣が嫌いでしたがいまでは大好きなお菓子に。やっぱり大人の味ですね。
大鳥居月花園 (おおとりいげっかえん) - 戸綿/和菓子 [食べログ]
栄正堂菓子舗[周智郡森町]|アットエス
by ma2i | 2016-05-29 20:53 | お菓子