森町の半夏生(ハンゲショウ)

 半夏生(ハンゲショウ)という植物をご存知でしょうか?
 私も最近まで知らなかったのですが、ドクダミ科の多年性で初夏の一時期だけ葉っぱの一部が白くなる不思議な植物です。割と湿地帯に生えているそうです。
 名前の由来は、暦の半夏生(太陽の黄経が100°になる日。グレゴリオ暦で毎年7月2日頃)の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説があるそうです。
 暦の半夏生は農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」などの目安になっていたそうです。

 静岡県周智郡森町の鍛冶島という地区で県内でも有数の群生地があるというので行ってきました。

 もともとは水田が広がっていたそうで、時期になるとホタルも飛び交うそうです。
 
a0023397_08200618.jpg

水路にはメダカも。
a0023397_08211482.jpg

群生地までは少し歩きます。もともと、下の集落にある小学校まで通う道だったとかで、所々にお地蔵さんが鎮座しています。
銘を見ると「天明」のものがあったので、江戸時代後期のものでしょうか。
a0023397_08200676.jpg

少し開けたところがありますが、ここはまだ半夏生がありません。
a0023397_08200775.jpg

看板があります。
a0023397_08200760.jpg

ぶわーっと生えているところにたどり着きました。
a0023397_08272382.jpg

a0023397_08200644.jpg
a0023397_08280389.jpg
まだ少し時期が早いようで、3~4割くらいとのことでした。
花が咲くこの時期だけ葉っぱが白くなり、虫をおびき寄せるのだそうです。

もう少し歩いていくと、沢があり小さな滝があったりしてちょっとしたハイキングにいいかなと思いました。
竹林は京都の嵐山を思わせるような。
a0023397_08200718.jpg
a0023397_08200769.jpg
地元の人たちによってきれいに整備されているので歩きやすかったです。
夏は虫よけが必要なのと、足元が多少悪いところもあるので、汚れてもいい運動靴などが適当かなと思いました。
あとは水も必要ですね。

a0023397_08350433.jpg

また少し下ったところの日月神社(ぢつげつじんじゃ)の前も群生地があります。
a0023397_08370859.jpg
a0023397_08370854.jpg
a0023397_08370834.jpg


 帰りはGoogleマップにも食べログにも載っていない(2018.7現在)、縁側カフェきくちへ。
 第1、3日曜日、10:00から16:00くらいまで。とーってもおいしかったです。
a0023397_08414506.jpg
a0023397_08414555.jpg
a0023397_08414521.jpg
a0023397_08414683.jpg
 

by ma2i | 2018-07-07 08:44 | 植物